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秋のノルマンディでオークション初体験

11月1日が祭日ということで3連休でありました。
8月に行く予定にしていた友人の家族のノルマンディの家へようやく行くことができました。
レンタカーを借りて、一人でのぶらぶらドライブ、久しぶりにフランスの田舎の秋を満喫しました。

延々と続くノルマンディの森の紅葉
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別にちゃんとした目的があってというのではなく、3連休をのんびりしたかっただけなのですが、結構あわただしくなってしまいました。

セーヌ河沿いのVernonの町によってアンティック屋を覗いたり、古城で行われたアンティックフェアを覗いたり。

友人の家はPont-Audemerという町 にあり、なかなか見晴らしのよい高台にありました。

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ここは彼女のおじいさんに当たる方が住んでおられたところで、亡くなられた際に売却するはずでしたが、やはり取っておくことになり、彼らの家族のセカンドハウスとして今使っています。

町自体はかなり大きいのですが、さすがに日曜日などは深閑としたもの。

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やはり田舎であります。
空気も違うし、夜空の星が近くにある!

その友人の隣宅が彼らがいろいろお世話になっているのでご挨拶がてらということで伺いました。
パリ在住なので不在が多いので、なにかと面倒見てもらっている様子。
アペリティフをごちそうになりながら、話題は当然私が明日なにをするのかということになり、たまたま地方紙に大きなオークションがあると書いてあるからから行ってみればなどと言われ早速翌日出向くことに。
こういった情報はパリでは絶対取れないことです。

小さな村の典型的なノルマンディ家屋!

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さぞかしお宝が!!とわくわくもんです。

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こういった場合のオークションは公証人がちゃんと立ち会って裁いていきます。
5ユーロ、10ユーロのものから大きな家具の何千ユーロのものまで1日がかりです。

支払いは金額を書き込まない小切手をサインのみして公証人に渡します。
後日、コミッションを上乗せした金額の領収書が送られてくる段取りです。
これはオークションをスピーディにするため。
私はたまたま小切手帳を忘れていったため、現金しかありませんでした。
これがよかった!

そうでないとどんどん購入してしまいそうな雰囲気なのです。
1枚の小切手を渡すだけで、1ヶ月後にドン!と引き落とされてしまうのですから。

ここに住んでいた方はきっとかなりの老婦人だったのではと想像されるくらい膨大な量を捨てずに保管されておられました。

プロのディーラーの方々が3~5人、あとは近所の方々とか、新聞を見て集まった休暇中のパリジャンたちなど80人くらい。

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競りのスタートの値段が、プロが鑑定しているので掘り出し物!!みたいなわけにはいきません。
却って割高になってしまうこともしばしば。

宝の山です。

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しかしいやはや勉強になりました。

自分が全く興味のない銅製品や陶器類がかなりの値段で落札されていくのにはびっくりです。
コレクターにはたまらないものなのでしょう。
私は100年くらい前の鳩胸の極細ウエストマヌカンを買っちゃいました。

こういったものが購入できるのが、車の便利さ。
かなり充実した週末でありました。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-11-02 22:23  

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