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Phoフォについて

私がもう15年来通っている店がある。
最近はパリ在住日本人の方々にも有名となり、ご存知の方も多いかと思う。
パリ3区のマレ地区のはずれ、Arts et Matiers 近くにあります。
この近辺はパリで一番古いチャイナタウンです。

建物が非常に古く、パリの歴史的建造物に指定されており、非常にこのアンバランスがパリだなあと感服した記憶がある。

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今は隠居された (でも時々来て手伝っておられる) 女性が一人で切り盛りされておられ、その旦那様がいつも隅っこに座っておられた。
そういえば、当時トイレもなかった!!
きっと衛生局からクレームとかで後から取り付けたのだと思う。

当時中学生だった娘さんが今結婚され、旦那様と一緒にやっておられる。
今ではお子様も!!
15年の歳月がここに実感としてあります。

当時から手伝っているおばさんは相変わらず頑張っている。

今はPhoフォとBobunボブンの2つしかないが、当初はメニューが4つはあったと思う。

Phoは牛肉うどんみたいなもので、bobunは春雨みたいなバミセリ麺と、揚げ春巻きと牛肉炒めの乗っかったサラダみたいなもん。
ボブンは後日アップします。

今も出されているフォとボブン以外に、ツユを横に置いた付け麺タイプのラーメンみたいなの (これが格別美味かったし、それ以来パリで見つけられない幻のメニューです)と、ワンタンスープがあったと思う。
大盛りと普通と2種類、メニューは2つのみ。
いたってシンプル。

儲かっているだろうなぁと毎回感心しております。
だって8月は丸々ヴァカンスで閉まるし、年末も2週間くらい閉まるし、夜営業しなくて良いわけだし。
メニューが2つだけなので食材の無駄は一切ないし。
毎回外には行列だし。

フォを頼むと、まずこの香草ともやしとレモンが乗った皿が出てくる。

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ここのフォは熱々で出てくる。
ダシをとった肉も入っているが、生牛肉が上に載っているのでかき混ぜて程よい程度に火が通る。

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食べ方は全く自由だが、長年通い詰めた結果、今の食べ方に落ち着いた。

どんぶりには香草ともやしをドバッと乗っけて、刻んだ唐辛子を4~5個入れ、レモンを絞る。
手早くかき混ぜて肉に火を通す。

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甘ったるいソースを小皿に取り、ニョクマムで薄めて、ある程度ショッぱくする。
液状の唐辛子は使わない。

火が程よく通った肉は、香草と刻んだ唐辛子1個を載せて、混ぜ合わせたソースに付けて食す。

フランス人は大体この甘ったるいソースをぐしゃぐしゃにかける。
通だなと思った人はこの甘ったるいソースを一切使わず、ニョクマムに沢山の唐辛子を入れ、かき混ぜて肉をつけて食べている。
辛そうだが旨そうだ。

今まで、PHOはベルヴィルとかショワジィのチャイナタウンでもかなり食べたが、やはりここのは格別。

ただランチタイムしかやってないし、メニューは2通りしかないがテイクアウトも受けており、時間帯によっては、長い列が外に出来ることもあり要注意である。

ランチで大盛り8.3ユーロはパリでは普通の値段ですが、日本円に直すと1000円!!!!
やはりパリは物価は高い。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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今では有名なので、きっと今までに何回もいろいろな人によって紹介されているはずだとは思いましたが、やはり長年か通い詰めている私としてもぜひ一言書いておきたかった!だけです。

お店の名前です。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-03-27 00:44 | パリ  

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