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不安

私は只今、歯の治療に通っている。
知り合いの間で、挨拶代わりのように使われる<どこか良い歯医者知らない?>というコトバ。
金額は張るし、時間はかかるし、ほっておいても絶対治らず、悪化するのみなので、やはり対処は早めが良いに決まっている。
しかし素晴らしい歯医者を知っているという人に出会ったことがない。

素晴らしい医者=安い、早い、上手で痛くないであろうということでありえないのであるが。

私の前の医者は、パリに辟易して南仏に降りて開業するとのことで去っていき、後釜に納まった医者はかなりの年配の方で、ハイテックな器材を使えるのかしらと不安になった。
案の定、今回の問題はその医者が前回治して詰めた部分がボロリと外れてしまった。

会社の同僚が通っている仕事場に近い、新しい歯医者が今回の歯医者。
歯医者という職業、圧倒的にユダヤ人が多い。
(歯医者とかでなく医者全体に多いですね)理由はわからない。
確かに歯の治療はどこの国でも通用するし、絶対量として患者には事欠かないとも思う。

というわけで今回はユダヤ人夫婦での歯医者。
治療室は別々だが、アシスタントは兼用されている。
私は奥様の方、すなわち久しぶりの女医さん。

1回目から私の歯をみて嘆き顔でOh la la ! と。(フランス人は良く使います。このオーララ!)
そして、<かなりもうぼろぼろね、寝ていて歯軋りするでしょう>とか、(寝ているのだから知りません。)
<これはもう詰めなおしは無理ですね! クラウンをかぶせるしかない!それでも貴方はラッキーよ、本来ならもうコレくらい駄目だと抜いてインプラントよ!>
さらに、<あなたミチュエル(任意保険)は?>ときた。
そして早速見積もりを。
不安、不安。

昨日は2回目で、とりあえずの仮の歯を入れてもらった。
薬もいっぱい出してもらった。
ココが不安。
ということは、痛み出す可能性が大。
同じ歯医者に通っている同僚は先週末、治療しているところが痛くなり、土曜日、日曜日を地獄の苦しみ、月曜日に緊急で見てもらいに行ったという。
日本にも行ったことがあるということで、トーキョーの話をしながらどんどん削る。
待合室は安物であるが、コージーな雰囲気。

不安_b0179656_19204863.jpg


治療ベッドもパステルピンク。

不安_b0179656_1921884.jpg


ふと待合室の壁を見るとオリエンタルなステキな絵が。。。
でもこれって横位置の絵なんですけど縦に設置してある!!

不安_b0179656_19201438.jpg


このセンスが不安、不安。
乗りかかった船で無事に治療が終わるのを祈るのみ!!!


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by bienvenu-chez-moi | 2010-02-23 19:35  

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