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オルリー

何年ぶりだろう。
本当に縁のない飛行場。
シャルルドゴール空港より近いはずなのに。
行き先に余り縁がないというのもある。アフリカとかフランス国内(大体列車か車となる)
一番最初にフランスに降り立ったのが、このオルリー空港だった。
初めての海外、しかも片道切符。
当時はアンカレッジ経由。コーリャンエアーで、東京-ソウル-アンカレッジ-パリで20時間以上かかったと思う。
若さは馬鹿さ。大胆不敵。
パリ市内に向かうリムジンバスにも乗れず(乗り方がわからない)見よう見まねでチケットを買い、又バスをどこで降りたらよいやらで、大変だったのが今ではほんとに懐かしい。なんせ初めての海外でしたから。
それ以来、ほんとに数えるくらいしかこの飛行場には着たことがない。

今回はベルリンまで。
これも本来シャルルドゴール発を使うのだが、今回はチケットが難しかったのでオルリーとなってしまったまで。
でも昔の飛行場というのは、ノスタルジックなデザインがちょっと(かなり)遅れてしまっていてそのズレもなかなか。
朝早く起きて行かないとフライトが9時20分。まだ薄暗いパリを後にスムーズに到着。

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しかし今回乗るのがBerlin Air というあまり聞いたことのない飛行機会社。
出発の9時20分になっても一切インフォメーションが流れない。
1時間以上遅れ。
理由は後でわかったのだが、すなわちベルリン発の帰り便なので朝一番のベルリン出発が遅れれば、当然帰りも遅れることになる。
ベルリンに到着してみて、飛行場を見渡すと、雪、雪、雪。
これじゃ朝一番は遅れる訳だ。
飛んだだけ偉い!
そこで待合室で待っている間に、宮部みゆきを1冊読んでしまった。

最初に書いたけどオルリー空港はかなり古い。昔はどこの飛行場でも建物の屋上とか、必ず大きなテラスがあり出発する飛行機とかの見送り、または見学できるスペースがあった。(昔の羽田とかもあったと思うけど)

今回、オルリーの凄いところは待合室から階段を昇ると喫煙スペースがあるのです!
(飛行機を見学するテラスを囲って喫煙スペースが作ってある)
どこでも今はチェックインする段階から禁煙エリアです。
したがってチェックイン、パスポートコントロール、そして待合室、さらにフライト、目的地の飛行場の外に出るまで禁煙です。当たり前ですけど。
そうすると1時間40分のフライトといえど4時間くらいは禁煙となります。
ところがオルリーは飛行機に乗るぎりぎりで煙草を吸える!!!

本来あまり気にしないことですが、今日みたいに待合室に2時間くらい(乗り遅れないように早めに行くし、それから1時間以上フライトが遅れているので)待たされるといらいらします。

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この鳥かごのようなスペースではありますが、かなり救われました。

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見捨てたモンじゃないです、オルリー空港。

無事ベルリン到着!!

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これは今回のホテルの窓から。

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そういえば一番最初にベルリンに来たときは寝台列車だったけど、やはり大雪だったなぁ。

今回、ソルドで買ったばかりのスニーカーがドロドロになりそうだなぁ。



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by bienvenu-chez-moi | 2010-01-19 22:21 | 旅行  

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