ノミ中毒につける薬はないのか!
2010年 01月 10日
今日こそはいざ蚤の市へ!
みたいな気合を入れてしっかり早起きしました。
天気予報をチェックし、開催されるかネットでチェックし、ヒートテックの上下を着て、ホカロンを腰に装備し、パーカを着てさらにダウンという重装備でいざ出陣。( かなり大げさですが )
なんせ12月半ばから今日まで、ノミらしいノミに行ってませんのでいらいらが募ってます。
そして愛用のショッピングカート。
もし何処かのノミでこれを持っているのを見かけましたら、あの<パリぼち>だと思ってください。
最近は夜が明けるのが8時半過ぎなので、郊外電車の乗り換え駅でもまだ薄暗いです。
特に今日は曇り日なので。
そしてさあ到着!
半分は予想していたのですがこの有様。
パリ市内は昨日の雪はもうなくなっていますが、やはり郊外だと気温もそれほど上がらないのでしっかり残っています。
すぐに帰ろうかと思いましたが、ここまで来たことだしやはり歩かないと、私の大事な行事であるウォーキングは今のところ唯一のスポーツだし、と気を取り直してスタートしました。
しかし全部で50件もないくらいなので(普通は300件くらいあります)すぐに見終わってしまいます。
特に興味のないのが多くて、ちゃんと見れたのは3-4件くらい。
しかし手ぶらで帰る私ではございません!!
ふとみるとグシャっと置かれたガラクタレース。
良くチェックするとむむっこれいい!というのが見つかりました。
寒いので出展している人も少しでも捌きたいのか、激安!
これです。
カットワーク刺繍とか手織りレースをつけた昔の女性用キャップです。
(こんなの被る男性いるわけないですよね)
3点ほどあったのですが、1点は穴が開いていたのでやめて2点だけ購入しました。
これがもう2個目
成果はたったこれだけだったので、ショッピングカートは今回無駄でした。
今からこの2点をほつれたり、傷つけないように洗います。
時間をかけてゆっくり、丁寧に。
布自体が長い年月でかなり弱っているし、超極細のきれいなコットンローンですから。
この時間が、蚤の市の2度目の快楽なのです。さらにきれいになった物に満足し、ひとりでにやりとする自分にやはり時々心配することもあります。
なぜってそれらは、その後このようにバサッと保管箱に入れられてしまうだけの運命です。
そういったものに、自分の大事な日曜日を毎週捧げるのですから、これはもう中毒かもって思うわけです。
でもいつの日かこれらも私以上に大切にしてくださる方の手に渡り、ずっと長生きしてほしいです!
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by bienvenu-chez-moi | 2010-01-10 21:25 | ヴィンテージ雑貨