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フライドポテト

今日は話題を変えて芋の話。
今週はベルギーのフライドポテトウィークとのことです。
フライドポテトは、通常、アメリカではフレンチフライ (French fries) 、イギリスなどではチップス (Chips) 、フランスなどではフリット (Frite)、ドイツではポンフリ(Pommes frites) と呼ばれる。ベルギーではフリッツと呼ぶ。オランダでは、一度粉末にしたジャガイモを成形して揚げたものをラスポテト (Raspatat) と呼ぶ。
フレンチフライの名称からフランスが起源と思ってしまうが、実はベルギーが発祥とされている。これは、アメリカにフライドポテトを持ち込んだのがベルギーからの移民達であり、また彼らがフランス語を話すことから、フランス人と間違われていたことによる。
<ウィキぺディアから>
フライドポテト_b0179656_05469.jpg

ということでフライドポテトはベルギーの誇る偉大な食べ物であるそうな。
このフライドポテト週間は、10年くらい前にフラマン地方(アントワープンを中心とした北部)から始まり数年前からブリュッセルを中心とした南部まで拡大。
今では国を挙げての一大イベントらしい。
確かにベルギーのポテトは旨い。しかしいくらなんでもお国をあげてのお祭り騒ぎにするほどの価値のあるものかしらん。
どっぷりとマヨネーズやケチャップに浸ったポテトが、奥深い味になるとは思えないのだけれど。
ただ現在国を2つに分断している国民意識改善には、一番説得力のあるアイテムなのかもしれない。
ポテト=ベルギーにフラマン民族もワロン民族もなく一致団結みたいな。
フライドポテトで政治がうまく納まるなら凄すぎます。
私はムール貝のほうが、断然美味しいと思うのだけれど。
国境に近いフランス北部でもポテトとムール貝は、大変ポピュラーな食べ物で、最近これを売りにした屋台フライドポテト屋がフランス中で大人気。
 Bienvenue chez les Ch’tis-ビャンヴニュ シェ レ シッツ という2年前に国家的大ヒットとなった映画の影響で、夏のヴァカンスシーズンに南仏まで沢山出現しているらしいです。
ダイエットだとか肥満予防だとかメディアが騒いでいる脇で確実に勢力を伸ばしているフライドポテトです。
私はこのようなドイツ風なポテトが好きです。やはりビールとのコンビで。(今年の夏のドイツ旅行のときの写真です)
フライドポテト_b0179656_0581610.jpg

またまた来週ベルギーに行くことになりました。
しっかりベルギーのフリッツを食べてきます。


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よろしくお願いします。

by bienvenu-chez-moi | 2009-12-03 01:10  

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