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ロマンティック街道を行く(1)

3回くらいに分けてロマンティック街道記を書いてみます。
本来、皆様がたが行かれるヴュルツブルグ―>フュッセンを逆に4泊5日の旅。
ミュンヘン空港からレンタカーで第1泊目のフュッセンを目指します。
レンタカー、ランクアップラッキーです!
しかし慣れない道路標識でかなり戸惑います。
外国人には非常に不親切な表示で、わかりずらいです。
しかしアウトバーンは、さすがです。140-150km/hで走っていてもどんどん追い抜かれます。
スピード好きな人にはたまらないでしょう。
やっとたどり着いた宿はフュッセンの隣町の静かな湖のある湖畔の宿。
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ひんやりしたアルプスの空気が心地よい。牛ものんびりしています。
幻想的な日没です。
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翌朝、あのルードリッヒ2世のイノシュヴァンシュタイン城へ向かいます。
自己中な王様のわがまま城。ディズニーのお城の原型といわれるお城です。
工事中で側面が覆われています。
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自分だけのためにどれだけの国民が犠牲を払ったか計り知れませんが、今年間130万人訪れるという観光客がどれだけ地元住民を潤わしているか思うと、世の中わからないものです。
ものすごい数の観光の人たち、あっという間にところてん式に押し出されてしまいます。
外の景色も素晴らしい!しかし内部は全部撮影禁止なのでご容赦です。
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もうすこしワーグナーをたっぷり聞かせるとか考えて欲しいもんです。
背徳な香りの充満する城内、ため息ものです。
皆さん、ぜひヴィスコンティ監督の『神々の黄昏』ご覧になってください。ルードリッヒ2世の狂気が見事に描かれています。

ルードリッヒ2世にさよならして、街道を北へ。
緑の大草原の丘の上にポツンとあるヴィース教会へ。
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これはカタログの写真、すみません。
外観は地味なトロンプロイュの壁の変哲もない教会。
門番風な羊くん。
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しかし中はヨーロッパで一番美しいといわれるロココ教会。圧倒されます。
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なんせ世界遺産です。ここも撮影禁止で写真がうまく取れていません。一部のみです。
全体は圧巻です。皆様ここはお薦めです。
よくあるパターンですが、ここのキリスト様は涙されたそうで。
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その奇跡をみようと世界中から人々が集まるようになったそうです。
まだまだ旅は始まったばかり。
続は後日に。

by bienvenu-chez-moi | 2009-08-09 06:03 | 旅行  

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