やっと再びパリ

 10日間ほど仕事で久しぶりにTokyoへ出向いていました。
 相変わらずエネルギッシュな街で時差もありかなり体力を消耗しました。
 今日は、一風かわった額縁を紹介します。
 通称Patience(パッションス)と呼ばれています。
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 5mmほどの厚さの木板を気長に、こつこつと作られた額ぶちです。
 錐で小さな穴をあけ、それを糸鋸でつなげでモチーフを作成しています。
 大体1800年の終わりから1920年頃までといわれています。
 もちろん今でも製作に励んでおられる方もいらっしゃるかとは思いますが。
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 すなわちPatience=辛抱、忍耐です。気長に慎重に作っていかないとすぐにこわれてしまいます。
 昔、漁師がしけで仕事に出れないときに作ったとか、また漁師が仕事で長いこと不在でそのあいだに漁師の妻たちが夫の帰りを待ちながら作ったとか、はたまた牢獄に入れられた罪人たちがこつこつ作ったとか、いろいろに言われています。
 確かに根気のいる作業です。
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 プラスティックを型抜きでというのとわけが違います。
今回、東京へ久しぶりに戻り、年々めまぐるしく変わるさまを目にして(これももちろんありなんですけど)100年の歳月を経て、存在するこれってすごいなとつくずく思ったわけです。
 第1次、第2次世界大戦の嵐を潜り抜けてきたんですから。
 ってわけで人生は辛抱、忍耐も必要かなと。Patienceです。
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by bienvenu-chez-moi | 2009-05-24 18:59 | 旅行  

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