カテゴリ:モード( 13 )

 

デニムとかジーンズって

前に<デニムで死ぬ>というちょっと大げさなタイトルでデニムについて書きましたが、今日は歴史のお勉強なぞ。

南仏は、18世紀から19世紀にかけて素晴らしい経済的発展を遂げた。
特に繊維関係は貿易の発達とともに大きく発展していった。
大きな理由は海運業の発達で地中海沿岸での行き来が盛んになったこと。

ジーンズの一番最初の布は南仏のNIMES ニームという町で作られた。

les bergers cévenols セヴェーヌ地方の遊牧民 やイタリアのジェノヴァの船乗りたち、そしてイギリス経由でゴールドコーストのアメリカ西部へと広がって行った。

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Jeanとはイタリアの港町ジェノヴァのフランス語読みGenes ジェン から来ている.

天然の藍で染められたそれらは、Blu di Genova ブルディジェノヴァ <ジェノヴァの青>(フランス語だとBleu de Genes ブルードジェン) と呼ばれた。

ただし第1次世界大戦と第2次世界大戦の間は化学染料が使われていたらしい。

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さらにDENIMとは ニームの町のDe Nimes から来ている。

この布を開拓途上のアメリカに持ち込んだ際、イギリス人の発音が悪く、いつの間にかジーンズとかデニムというコトバが英語に加えられてしまった。

モトをただせばフランス語なのだ!

80年代に入りストーンウォッシュで名を馳せたマリテ&フランソワーズジルボー。
ここから一気にダメージジーンズが発達していく。

もちろんかの有名なLevi Strauss (リーヴァイス)のクリアな定義付けされたジーンズが確立され、ジーンズ=アメリカなのであるけれども、クラシックなカジュアルウェアのイメージをファッションまで持ち上げたのもまたフランスでありイタリアなのだ。

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これは今私が穿いてみたいジーンズの素材感。きれい目です。

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今ヨーロッパ最大のカジュアルイベントBBB (Bread and Butter Berlin )というベルリンである合同展。
様々なデニムが展示され、デニム関係者には欠かせない半年に一度のビッグイベントである。

これは前回の分。



ベルリンっ子は元気である。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-27 00:43 | モード  

帽子と眼鏡


私の顔はいかつい。
いかにも九州生まれのごつい顔をしている。
ヒゲも濃い。
だからナイーヴな神経なんでとか、気が小さいんでとかいっても信用されない。

さらにでかい。
ゆえに帽子とかめがねとか、頭に関することだと悩みがつきない。

フランス人も頭がでかいやつは多い。
しかし奥行き深くでかいのであり正面から見ると細く小さく見える。

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私のは横幅がでかい。
鼻は低く、えらがはり、アジアの特徴であるすなわちぺったんこな顔であり、横広がりをさらに強調している。
この違いは決定的である。

こういった帽子が似合う奴がうらやましい。

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こういったのに憧れる。
パリの街並みに似合うと思うのだが。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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10年ほど前になんとドイツからだが(今はベルリンベースでブレッド&バターというカジュアルウエアの合同展をおこなっているチームが流行らせた)あのフランスのベレー帽が流行ったときも、今みたいにハンチングタイプがおしゃれだとしても、私には絶対似合わないから鼻からあきらめている。


せいぜい寒いときのニットキャップくらいである。
蚤の市用絶対必需品である。

去年の夏、仕事でベルリンに出向いたときにサングラスをタクシーの中に忘れ、それ以来サングラスがないとまぶしいときの運転ができないので、新しいやつを購入した。

ヨーロッパのサングラスは決して伊達ではない。
ホント太陽が一気に強くなる。

毎回同じものである。レイバンのクラシックなタイプ。

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これが一番無難なのである。
しかしこれすらすぐには入手できない。

レイバンでも他のモデルだとか新作だとすぐにOKなのだが、これはおいているところが少なく、レイバン社に問い合わせるので時間がかかるのである。
一番でかい形である。

孫にも衣装で、これだとなんとか顔のバランスをごまかせることができている気がする。

普段、めがねは必要ないがテレビを見るとか、映画を観るとか、運転するときとかは必要なので、こちらも予備としてもう一個購入しておいた。

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今使っているのでも間に合うのだが、めがねを購入するには、まず眼科にいってちゃんと測ってもらわないといけないし、そんなにしょっちゅう行きたくはないのでついでに購入しておけば、しばらくは行かなくて良いだろうという計算。

今回、眼科で測ってみたらなんと前より少し良くなっていた!!
そんなことってあるのだろうか?
前の眼科の医者が適当に処方したのではないだろうか?
どおりで前に買った眼鏡、なんかすっきり見えないはずである。

そしてフレームが曲がってしまい、使えなくなったもっと前に買ったやつをかけてみたら本当にもっと見えない!!
もしかして眼が良くなっている?!

まぁ 嬉しいことだし、いわれてみればなんとなく世の中がクリアに見えるようになったとも思える。
心理的にも騙されやすいタイプでもある。

しかしファッションとしてめがねとか帽子とかで遊んでいるやつらがホントうらやましい。
この二つだけは年をとっても充分にオシャレとして楽しめるアイテムだから。

こういったクラシックなのもオシャレである。

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まあ禿げてないのがせめてもの救いではある。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-24 00:07 | モード  

あの懐かしの’70-’80

この時期の週末、私は大変忙しい。
朝早くからガラクタあせりに出向き、午後は美術館廻り。
今月だけはブログもフルに書こうと思っているので週末、思いっきりメモ帳にメモを書きまくる。
ガラクタの写真も撮り貯めておく。その整理も大変である。

さて今日の午後は、ルーヴルのLes Arts Decoratifs レ.ザーデコラティフで開催されているMode contemporine 近代モード展に行ってきた。

70年代から80年代にかけて活躍したパリのデザイナー達の作品がショーヴィデオとともに展示されている。
私は当時ど真ん中という感じでこれらのモードというものを感じていた世代だからまず懐かしい!という感慨にふける。

たぶんその後のジェネレーションだとピンと来ないかもしれない。

しかしさらにその後の世代、すなわち今のモード系の学生さんだったりするとかなり新鮮に衝撃的に映るのではないかと思う。

サンローランのイベントは前にも書いたが、ここでもプレタのラインがかなり陳列されていた。
まぁオートクチュールを見た後だから彼のプレタはそれほど新鮮には見えなかった。

でも懐かしい名前がズラリと並び、ショーヴィデオが懐かしい!
ミュグレー、モンタナ、べレッタ、ゴルチェ、ポピーモレニ、シビラ、ロメオジグリ、ドロテビス、シャンタルトマス、アライア、ケンゾー、イッセイ、コムデ、ヨージ、ソニアリキエル、などなど

さらに印象深いのがカールラガーフェルトのクロエ。
シャネルをやるときにクロエから手を引いたが歴代のデザイナーのなかでやはり一番クロエらしい素晴らしい作品だと思う。

60年代、ヒッピー世代がT-シャツを下着から上着に変え、デニムが一般化したが、やはりおしゃれは当時お金持ち系のものだったよう。

70年代に入り、上記にあげたデザイナーたちが、自分たちが着たいもの、今感じている服つくりという手つくり感覚からスタートし、クチュリエと言われていた洋服屋がクリエーターと呼ばれるようになった。

ソニアリキエルもう40年!!!!!!!!!!!!!!!!!!である。



70年代、シャンタルトマスはテレヴァンティンというブランド名で発表していたが、やはり生地をマルシェサンピエール(モンマルトルの丘の麓にある生地のバッタヤで残布を売っている)で買ってショーとかやっていたらしい。
何でもありの活気に溢れた時代だった。
ケンゾーのジャパニスクやイッセイの一枚の布シリーズも懐かしい。
しかしコムデのこのニットは忘れられない。

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データが見つからなかったので見せられないが、80年代のシビラも素晴らしい。
なのに今はどうして寝具とか風呂敷とかのライセンスしか駄目なのだろう。
日本だけで稼いでスペインのお店はイメージを保つため??
これは非常に残念である。

80年代のアマゾネスなモデルたちのデフィレも凄い。
今では考えられない。
肩幅も水平に今の倍くらいはあろう。
これは前にもアップしたけど1988年のモンタナ



90年代、マルタンマルジェラなどのアントワープン組や、トムフォードのプロデューサー的役割のグッチの復活など、パリのクリエーターといわれた時代が過ぎ、パリが再びかのような黄金時代を迎えるとは思わない。

しかしやはりこのようにサンローラン展や80年代パリモードなどさまざまなイベントをパリが打ち上げるときにやはり夢よもう一度と!ということかと。。。。。。



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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-19 00:28 | モード  

イヴの遺産

本日は盛りだくさんの写真である。

2008年のイヴサンローラン氏のお葬式の時、たまたま葬儀のあった教会がオフィスの前なので居合わせることが出来た。

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フランスの偉大なデザイナーの死去ということで、ジャンポールゴルチェ氏やソニアリキエル女史、大統領、および夫人のカルラ ブルニ、パリ市長のベルトラン ドラノエ氏など盛大なる参列者だったことが思い浮かぶ。

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道路側に大型画面が設置され、教会に入れない人達のための実況生中継や、センターポンピドーでの引退宣言のショーなどのヴィデオが流され、道路は別れを惜しむ沢山の人たちで溢れた。

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たまたま一番の特等席ではあったが、カメラがイマイチなのが残念であった。
一眼レフとかであれば、かなりいい値段で売れる写真が撮れる位置だったのに。

そういったいきさつや、取り合えずその業界に少なからずとも関わっている人間としては、この先月からスタートした回顧展、絶対行かねばならぬと思っていた。

先週末に雨に降られ、待ちの長い行列をみて断念したことは、もう書きました。
それで今週末は、しっかりFNACでチケットを土曜日のうちに購入し、待たずに入場と思って勇んで会場へ。

桜が満開、風は少し冷たいけれど快晴。

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日曜日の午後の散策には最適であるはずでした。
ところが長い行列が。。。。。。。。。

たぶんチケットを購入していないのだろうと思っていたら、なんと皆様方ちゃんとチケットをお持ちの方々です。
そんな馬鹿な!!とは思いましたが、仕方なく後列に並びました。
私のは1時に入場できるチケット。
まだ12時半。
前の人に聞いたら12時に入れるチケットで入れなかった人達!

すなわちチケットの乱売しすぎらしい。
さすがフランスである。
最終的に入れたのが1時半頃だったので1時間待たされたことになる。
チケットを持ってない人は、大体2時間待ちらしい。
特に日曜日なので仕方ないとも思う。

とにかくかなり評判のよい展示会のようでなによりなにより。
さて中に入ったら、予想通りというか予想以上に素晴らしい。

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約300体くらいのマネキンに着せられた展示は、カテゴリーがきれいに分かれており見やすい。
かの有名なサファリジャケットとか、
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伝説のあのタキシードスーツとか、
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例のモンドリアンワンピースとか、
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あぁっあのアフリカンシリーズ!
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ワッあれだ!ひぇ!これはあの!とかやはり40年間の彼の残した業績が、凝縮してあるわけだから凄い。

特に彼の業績といわれるのは、女性にパンツを穿かせたことらしい。
1960年当時、女性はスカートが基本でパンツは男性の物という定義があり、彼のパンツスーツは賛否両論となり、逆に彼を成功へと導くこととなったらしい。

その後、80年代にはジャンポールゴルチェが、男性の女性化というか、オムオブジェの提案でユニセックス化が進むけれど。

1970年から1980年にかけて女性でもスーツというのが、ひとつの基本だったと思う。
それはジャケット+スカート、またはパンタロンという組み合わせ。
女性が社会的地位を向上するにつれて必然的に需要も多くなり、定着したかのように見えたが1990年以降、どんどん姿を消し、最近では珍しい。

中はもちろん撮影禁止であるゆえ、写真はないです。
しかし会場が大きくいうと2つに分かれていて、ちょうど真ん中くらいのところで、いったんイベント会場をぬけたようなスペースがあり、一休みできるようになっている。
そこの大きなガラス窓に大きなデッサンが!!

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休憩所だし、展示会場は一旦出ている形だし、現物ではないので撮影OKかなとパチリとしたら係員が飛んできた。
貴重な1枚である。
(しかし展示物ではないのでいいかと思うので納得してないんですけど)

このようなイベントに来られておられる方々は当然モードに興味を持っておられるはず。
長い行列のなかに一人たりともかようなジャケットとかスーツの方は見かけられなかった。

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最後のほうであらゆるドレスが立ち並びパーティを模した会場は圧巻!
またその横の天井までの大きな真っ黒な壁一面に飾られた、黒いマヌカンに着せた黒いスーツシリーズも凄い体数である。

デザイナーがアイディアソースを求めて美術館めぐりをしているから、センターポンピドー、グランパレ、プティパレなどのパリの大きな美術館で行われる大きなイベントは大体次のコレクションに反映されることが多い。

長いこと陽の目を見ていないジャケットが、今年の秋冬でかなり注目されている。

10月の2011年春夏のコレクションでもう少し進めてスーツの展開とかになるようなことがあれば、この展示会も一段と有意義なものかと。
肩パット屋サンとか芯地屋サンが再び日の目を見てくれることを祈る。

けちをつけるのが得意な私でも、やはり天才の創造したものを観ると素直に感激というコトバが出てくる。
本当に久しぶりに感動する自分に感動したのである。
やはり自己チュウである。

これは昔蚤の市で購入したブローチ。1970年代。
彼が得意とする黒いスーツの胸とかにきらりと。

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ベンチでお昼寝の方。

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春である。



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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-13 00:07 | モード  

初公開!!!!!!!!!!!!!

整理整頓出来ない性格だと思う。
狭い我が家に溢れてしまっているガラクタ(ではなくかわいいオブジェたち)が、もう本当に整理しようがなくなってしまっている。
6月はじめのガレージセールまでまだ時間があるし。

ということで真剣に整理しなくてはと気合を入れて今日は始まった。
しかし昔の資料というか、自分が大昔独立して初めて作った作品のカタログが出てきてしまった!
あまりの懐かしさに整理の手を休めて昔の想いにふけってしまい、整理が今日も出来なかった。
というかもう置く場所がないのでどうしょうもないのだが。

初公開!
もう何十年前になるだろう。
洋服に情熱を燃やし、徹夜とか頑張っていた頃の自分。
あえてモノクロでノスタルジックな感じ。

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若さがあるというば聞こえはいいが、すなわち未熟。
全然完成度が少ない。
たぶんテーマはパリジャンな少年かなんかだったと思う。

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11区にあった小さなアトリエの近所で友人に頼んで撮影してもらった。
我ながらそれなりにテーマは踏まえていると思う。

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外にはみ出した通路のある建物、小さなアトリエを借りてました。
ホント懐かしい。

若かりし頃のひとコマである。

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あの頃の皆元気かな?
などと久しぶりに物思いにふけるのでした。
すなわち掃除、整理、整頓したくなくなった言い訳です。

もしこの写真に物覚えのある方はぜひご連絡ください。

もうひとつの見せびらかしはこちらです。
ガラスの花瓶の内側から印刷物を貼り、その周りに色を塗ったオブジェです。

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かなり色が剥げておりますが、非常にいい味を出しているのではと思いますが。
全く使いみちのない無駄なものです。
(水を入れられないので花瓶にもならない)

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しかし世の中、たまにはこういう無駄なものもあっていいのではないかと。

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素敵であります。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-11 00:27 | モード  

やっとこらさ


モードの中心といわれ続けて久しいパリだが、近年のレベルの低下は著しい。

というより、世界中の都市でファッションウィークなるものが開催されるようになり、それなりにレベルが向上してきている昨今、やはり一昔前のパリ - ニューヨーク - ミラノの時代ではなくなったというのがホントのところだと思う。

花の都パリ、モードの都というのはもう過去の話なのだろうか?

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70年代にプレタポルテというフランス語を、世界共通語としたり、80年代の異常なまでの興奮の坩堝としたパリコレは、今でもとりあえず威厳を保ってはいるが、パワーからいって大幅に下落している。

大手のメゾンの独占的やり方と、ファストファッションの大波に押され、新人という人たちは、全く出る幕を失った。

もちろんファッションビジネスの大きな流れの変化というのもあり、いまさらながらに奇抜なアイディアは必要としていないのも事実。

しかしパリコレだ、ディオールだ、ランバンだ、と騒いでも、フランス人のクリエーターはいない。
しいてあげれば、ジャンポールゴルチェとソニアリキエルくらい。

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それだってソニア氏は60年代から、ゴルチェ氏は80年代から頑張っている。
毎年、それなりの数の新人とか、組合後押しのデザイナーとか頑張るが、ほんとそれ以降、世界に飛び出したフランス人はいない。

今ではブラジル、トルコ、ロシア、さらにアジア、はたまた全てのEUの国々でファッションウィークは開催されている。
全ての国のお役所が大掛かりな支援をしている。

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またロンドンのセントマーチンスクールとか、ベルギーのアントワープンの王室アカデミーとか、NYのパーソンズとか、そして日本のブンカとかヴァンタン、あらゆる国のモードスクールがパワーアップした。


低迷のひとつの要素として、それらに比べ、パリのエスモードとクチュール組合のモード学校は、パリという位地に胡坐をかいていたのかもしれない。

そこで、やっとこらさ今年の10月にそのクチュール組合の学校 Lecole de la Chambre Syndicale de la Coutureが引越しする。

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証券取引所の近く、RUE REAUMURの豪奢な建物で、面積が今までの倍の2200m2となり、3年制が4年制となる。
じっくりとフレンチタッチとはなんぞやというところから、学んで欲しい。

このクチュール組合の会長 Didier Grumbach ディディエ グランバック氏は、パリのモード業界のドン(首領)である。
近年、引退の噂も高いが、彼の一声でパリコレの全てが決まる。

少し遅きにもあらしだが、やはりパリ復興を狙うには、教育からということらしい。
またモード学校経営もファッションビジネスのひとつ。

鬼才、天才は学校では育たないが、秀才は育つ。
またカリキュラムに魅力があれば、世界中の鬼才、天才も集まる。

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頑張って欲しいモンです。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-03 01:00 | モード  

激痛のファッションウィーク

久しぶりのアップです。

2010年秋冬のパリコレもほとんど終わりに近くなりました。
今回は始まる前から持病の通風が始まり、松葉杖状態。
連日痛みとの戦いでした。
いろいろな人に助けられ何とか乗り切れた感じです。

今の時期に松葉杖でうろうろしていると、皆さんに何処のスキー場に行ってたの?と聞かれます。
学校のヴァカンスシーズンだったので、街角でそういった人を時々見かけます。
そして通風だというと必ず、いいものを食べすぎなんだといわれます。
決してそんなことないのです。

そんなわけで今日は仕事にも行かず、おとなしくしています。
コレがかなりつらい。

ベッドに横になっていると痛みをそれほど感じないけど、立ち上がるとズキンとくる。
それ以外はいたって問題ないので、やりたいことは沢山あるけど何も出来ない。
コレがつらい。

フランスだとドクターに診てもらうのにアポを取らなくてはいけなく、やっと取れたアポは金曜日。
処方箋を書いてもらわないと薬局でも薬を買えないし、手持ちの痛み止めを飲んでも全く効果なし。

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1週間後だと痛みも治まってしまう。
だけど今後のこともあるので、常備薬としての薬は必要だから診てもらいにいきます。
昔、緊急病院にいったこともありますが、かかりつけのドクターがいるのならとそっけなく帰されたこともあります。

フランスの医療機関にそれほど問題を感じたことはないけど、このような場合困ります。
もう長いことコレと付き合っているので、またか!というのはありますが、出来るだけ発病しないようにして今後も付き合っていくしかないです。

かなり冷え込んでいたパリですけど、来週くらいから本格的に春らしくなるらしい。
そろそろブロッカントが活発になってきます。
ガンバらなくっちゃです。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-03-11 00:16 | モード  

パリコレクション

先週、農産業市の事書きましたが、全く同じ時期の今週からはプレタポルテのパリコレクション、ファッションウィークもスタートします。

世界中からデザイナーがご自慢の秋冬ものコレクションを持ってきてのお披露目です。
すなわち、今週末のパリはフランス中から集まった農家の方々と、世界中から集まったモードの最先端を行くファッションジャーナリストの方々が混合するステキな週です。
このバランスがパリのステキなところです。
この時期に観光でパリに来られる方々は、街行く人々をみてやっぱりパリってオシャレ!!と感激されることになりますが、半年に1週間だけです。
普段は、もっと普通のおばさんたちです。

年々タイトになるファッションウィークスケジュール。
1月から3月までが秋冬ものですが、1週のすきまもなく世界中のどこかでこのファッションウィークなる週があり、ジャーナリストやバイヤーさんは大変です。
特に2月のニューヨーク、ロンドン、ミラノ、から3月初めのパリまでびっしりです。

ミラノコレクションを<プラダを着た悪魔>という映画で一躍有名になった例のアメリカンヴォーグの編集長、Anna Wintourが、今回7日を3日に強引に縮めたのは、業界で大きな話題です。

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2月に行われるアカデミー賞が冬季オリンピックのため3月に変更、本人がそれに参列するためらしい。
自分の都合でこういった横槍を入れ、またそれに屈するミラノのモード業界も問題ですが、さすがにパリは断ったそうです。偉い!

私のミラノの知人のブログhttp://ameblo.jp/takaomilano/entry-10457296183.htmlに詳しく書かれていますが、フランスの専門雑誌や新聞でも大きく取り上げられました。

さらに最近のモード業界は、動物愛護から毛皮を使ったの使わないだのとか、モデルが若すぎる(15歳)から労働基準に引っかかるとか、どうだとか、拒食症になるくらいスリムは問題だとかいろいろに毎回取りざたされています。
また編集長レベルへのメーカーからの付け届けが凄すぎるとか(本当に凄いらしい)、タイアップ広告がなければ、エディトリアルは有り得ないとか、
確かに膿んでしまっている業界ではあります。

創作に励み、中心となるべきデザイナーより、その周りにスターが多すぎて、霞んでいます。
共栄共存となるべきところが、全くそうではなくなってしまっている昨今です。
資本主義の究極にあるので、やはりLVMHの台頭くらいから完全に流れは変わってしまいました。
モードって人々に夢を与えるのが仕事であるはずなのにと思いますが、最近は夢見る人たちもいないのでしょう。
残念ながらビジネスが全てであります。
モードはもっと楽しく、夢売り人でありたいです。




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by bienvenu-chez-moi | 2010-03-01 23:31 | モード  

オトコのオシャレ


最近大判プリントのT-シャツとか、スェットに眼がいきます。
サイズ感もゆったりめで、ロックテイストのプリント。
これなら私でもOKかなと。

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5~6年前から、若者男子は究極に細いのがおしゃれで、ダイエットまでするという話でした。
パリでもそうだけど、東京に帰り、観察すると確かに細い!
ボトムもどんどんスリムになり、ウェスト位置もどんどん下がる。
T-シャツもジャストサイズでした。
どんどんせり出してきたお腹を見ながら、あ~もう自分には、今風なおしゃれは無理だなぁと。

ところがウェスト位置が下がる=お腹を圧迫しないのでかなり楽。
慣れるとぜんぜん平気。というより快適。
これがますます逆効果でお腹がせり出してくる!

シャツの裾をだして着ていると、今風にも見え、それなりに出っ張りもごまかせる。これももう限界。
(ただし原宿とかのおしゃれショップでは当然私用のサイズなどありません)
ウェスト位置がまともなパンツを穿くのが怖い。

そういった親父の悪戦苦闘もモードが変わってくると、違った新たな展開となってくる。
デニムやカジュアルウェアで大体どこでもOKとなった社会背景が長く続くとスーツとかジャケットとかに縁がなくなる。
1月の秋冬物展で見ていると、久々にジャケットというのもが新鮮に映る。
スーツというよりまだまだツイードタッチのジャケットとか。
(親父としては軽くてあったかいダウンで充分なのだけれど)
ボトムもスリムよりストレートな感じがいいなあ。とか
久々に観るモードの大きな転換期かも。
男性モデルのトレンディも少年タイプからやや年齢を上げた青年タイプ(まだまだ大人には程遠いけど)で、それなりに骨格をしているほうへ移動している気がするし。

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でもコレって上物サンプルが足りなくてごまかしたみたいにしか見えないですけど。

自分が先端を行く気合はないけれど、やはりその時期、その場で、それなりの格好はしていたい。
そうでないと親父系に拍車がかかりそう。
ということで今年の夏は、大判プリントT-シャツで頑張ります。
(でも実際には若者達は、冬にこういったT-シャツ+ダウンというコーディネィト、親父には寒くてできないというのが本音)
でもT-シャツだったら大枚払わなくても済むし。

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もっともおしゃれ最先端な男の子たちはいまや草食男子ではなく、装飾男子というのもいるらしい。(繊研新聞2月2日)
仮装に限りなく近く、トレンディも女物を取り入れ、頑張り、ショー会場へ出現しカメラマンに狙われている。
非常にいいことだと思う。おしゃれなんて自己満足。精一杯おしゃれして、滑稽だと言われようがいいのである。
そういったジェネレーションが育って、また違ったモードムーヴメントへと繋がるのだから。
なんか真面目になってきてやばいのでコレくらいにしておきます。



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by bienvenu-chez-moi | 2010-02-18 21:33 | モード  

ユニフォーム

大変である。
パリとヴァンクーバーとの時差がありすぎる。9時間!
寝不足になる。
熱心にTV観戦しているわけではないが、こういったスポーツものは、なぜか気になり、ついつい夜更かししてしまう。

なかなか馴染みのない種目が多く、4年に一回しか見ないスポーツも多いわけで、ルールを知らなかったりもする。
すなわちあまり興味がないので、勉強不足。
しかしボーッと観てしまう悪い癖。

どうしても気になってしまうのが、各国のユニフォーム。
白銀の世界で映えるのが大前提となるので、派手が基本。
また、国民性というか、センスの違いがはっきり出て面白い。
また種目によってかなりリスクもあるのでプロテクションの部分も考慮すると、デザイン的にも限界があるのだろう。
しかし特にダサいと思うのがアメリカの競技用のコレ。右側のつなぎタイプ。

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ボリューム感はどこの国でも同じなのだが、あの星のプリントがTVでみてると、ぼけてモンペを穿いているように見えるのである。
アメリカは常にメインカラーを紺色でもってきているのは、夏のオリンピックでも変わらない。
他のウェアは許せるけどコレだけはなんとかならないのだろうか。

この写真は競技中ではないのでまともに見えるが、これに番号をつけたベストを着せた女子選手は絶対もんぺを穿いているようにに見える。
USAはこのようなイメージのラルフローレンデザインなのに、もしこれも彼のなせる技だとしたら信じられない。
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フランスの夏場の自転車レース、ツールドフランスもTVで見るとけばけばしい部分だけが目に付き、すっきりしない。しかし現場で走り去るのを目の前にするとその鮮やかさに目を奪われる。
同じことなのかもしれない。TV画面を通してぐうたらにみるのと、現場で彼等のそれぞれの種目にあったユニフォームは、それなりにきれいに見えるのかもしれない。
スキー競技を直接目の前に見たことはないのだから。
まあ贔屓目でなくても、フランスとイタリアのユニフォームはさすがにシンプルでおしゃれ。

またフギュアスケートのコスチュームもひどいと思う。
これは全く社交ダンスのラテンのコンペと同じ。
見解の違いかもしれないが、皆、美男美女なのに滑稽に映ってしまう。
今回ダンス種目で特に頑張った中国の3組のペア。彼等に責任はない。
あのコスチュームでは逆に彼等がかわいそうだと思う。

また今回話題になっている日露カップルとか、黒人の英仏カップルとか、オリンピックたって、国籍なんかどうでも良くて、というのが今風なのだろう。

フィギュアのために国籍を捨てるのは悪いことではないのかも。
夏のオリンピックとの大きな違いは、当然暑い国の参加がないこと。
故に黒人が少ない。しかし最近はかなり見かけます。

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まあ冬のスポーツは、基本的に山男(山女?)が多い。
彼等は生まれたときから、山の素晴らしさも怖さも知っているから、マナーが良いのかもしれない。
いかに真面目な人生を送っているのが、よくわかる。
水泳とか陸上をやっている人たちが不真面目な人生だと言ってるのではなく、TVのインタビューなどに答えているシーンが、初々しいのである。
この時しか注目されないし、プロといってもサッカーなどとかに較べて割りの合わないスポーツだし、もう私語だけれどスポーツの精神といわれるものがまだ少なからずは残っているのかも。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-02-16 21:58 | モード