カテゴリ:パリ( 21 )

 

神々の黄昏

久しぶりであります。

神々の黄昏という映画が昔ありました。
ヴィスコンティの名作です。
先日、久しぶりに歩いてセーヌ河を渡り、日が暮れるのが遅い昨今、きれいな夕暮れに出会えた。

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退廃していくヨーロッパを象徴するような夕暮れである。
インド、中国など経済的新興国の溢れるパワーと対照的である。

ヨーロッパが神として世界に君臨したはるか昔。
ゆったりと目には見えない速度で、しかし確実に滅びていく。

この姿は誠に美しい。
ヴィスコンティが描いた滅びの美に通じるものがある。

あと何百年、何千年とかかるかもしれないが、昨今の自然の動きではもしかしたらもっと早い時期に滅び去ることになるかもしれない。

などと真面目に考えてしまった。

話題は関係ないけど、それほど興味はないサッカーのワールドカップである。



フランスのメディアで嫌になるほど盛り上がっているスキャンダルで連日うるさい!と怒鳴りたくなる気分である。

所詮球ころがしであろうが、今やお国をあげての大問題となってしまった。

フランスは今回のワールドカップ、出場したのが不思議なくらい弱いのだから負けて当然だと思う。
予選ですでにチェリーアンリ選手のゴッドハンドと馬鹿にされ、汚名付きのぎりぎりの本番入り。
高すぎる滞在先ホテルの経費スキャンダル。
究極には今回のアネルカ選手の途中脱退。
選手たちの監督に対する反発の練習ボイコット。

多額のギャラとちやほやされた選手たちは子供すぎると罵られ、どうでもいいことだけどこちらも多額の出資したスポンサー側は大わらわ。

莫大な金額の放映権のTV局とかスポンサーのアディダスとか大損らしい。
モトをただせばこれらの莫大なお金がスキャンダルへとつながるのだけれど。

アフリカ諸国、中南米、アジアの健闘に比べヨーロッパ諸国はがたがた。
やはりお金に恵まれ、スターとなってしまった彼等にはもはや愛国心などなく、どうでもいいのではと映る。

老いさらばえたヨーロッパにもう二度と栄光はないのかもしれない。

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スキャンダルの渦のなかでの予定通りの予選落ちのフランスチーム。
彼等が今日、帰国するはずだがドラマはますます白熱するであろう。
たかが、されどの国際球蹴り競技会である。

南アメリカ、アフリカ諸国、アジア、気合が違う。

本当に黄昏っているヨーロッパの昨今を痛感する。
それにも懲りずに次回のサッカーヨーロッパ選手権がフランスで行われるらしく皆様方またまた興奮されておられる。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-06-23 18:30 | パリ  

シャンゼリゼが畑となった日

いきなり夏である。

今日、明日とあのシャンゼリゼ大通りが一面の緑となる。
シャンゼリゼとはエリゼ宮の畑。
今では世界一素晴らしいアヴェニュ-などと謳っているが、昔はやはり畑だったところ。
久しぶりにこのイベントのために出かけてみた。
人、人、人である。

まず野菜ピラミッド

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さすがフランスはやることが違う。
たった2日間のためにこれだけの緑をセッティングできる。
若い農業従事者支援であるそうな。

偶然グアドループかマルティニックエスニックパレードに出くわす。

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ふもとから凱旋門に向かって少しずつ上っていくと麦畑から始まり、様々な食物や木々がシャンゼリゼ大通りに設置されている。

麦畑
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羊 !!
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牛さん !!
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向日葵
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菜の花
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サトウキビ(フランスは海の向こうの旧植民地まで含めるとデカイ!のです)
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オリーブ
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ラベンダー
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パイナップル !!
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絶対欠かせない葡萄!
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なぜか塩 (すぐ横に牡蠣もあったのでブロターニュとか?)
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だんだん山の景色へ
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一番興味があったのはルイヴィトンの前に何が植えられているかということだったがたいした事はなかった。
茄子とかトウモロコシだったら面白い写真が撮れたのに。。。。。。。。。

花まで植えて芸が細かい
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白樺
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ここまでくると森の向こうに凱旋門という風景になってくる。
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しかし凄い人手。
これに疲れた。
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最高の天気に恵まれ、この企画大成功であろう。
人々がもっと農業というものの素晴らしさを少しでも感じてくれればよいわけで、さらに若い農業従事者が誇りを持てる。
さすがフランス 農業大国であると今更ながらに実感。
全部で50種以上の植物が陳列されているそうです。

日本で銀座にコレだけの規模の緑をもってこれるだろうか?

夏至(日が一番長い日)のフェット ド ラ ミュージック(誰でも道端で演奏していい日)を待たずして夏が来た!


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by bienvenu-chez-moi | 2010-05-24 00:01 | パリ  

パリ街中散策

もう2週間以上、副鼻腔炎とやらが治らない。

相変わらずうるうるぐずぐずずきずきである。
やはり専門医に診てもらうしかないかも。

パリ11区、リパブリック大通りから少し脇に入ったところにいくつかのブロッカンターが集まった小さなエリアがある。
ポッパンクールのブロッカントショップである。

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年に数回、訪れるところであるがなかなか良い雰囲気。
こじんまりとしていて非常にパリっぽい。

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値段をどうしても週末開催のブロッカントと比較してしまう。
やや高めだがこれはどうしようもない。

彼等には家賃というものが大きくのしかかっている。
こういった店を構えているところは眼の保養として散歩がてら行くだけである。

しかし蚤の市が安い物という概念が最近ようやくなくなった。
いいものはやはり高い。
好きか嫌いかだけである。

興味のない人には高いに決まっている。
そして昔、掘り出し物といわれたような物が少なくなっているのではと感じる。

ポッパンクール以外でもちらほらと目に付いた街中のディスプレイ

オペラ大通りに近い小さな通りで。

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これはアジア製だと思うが、かなりリアルでゲテモノ。

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もちろん本物ではありません。
でも変で面白い。


サンポールのアンティックエリアにあるショップで見かけた愛嬌のあるスカル。

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サンジェルマンデプレで見つけたスカルの刺繍

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いまだにこれらのスカルって流行っているのかしらん?

そのほかにもパリ市内にはあちこちにこういった小さな集落のようにアンティックショップが集まっているところがあり散策には事欠かない。

コレはマレ地区の中

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地球儀も最近ブームかも。

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しかしこのシーズン、郊外にガレージセール、ブロッカント目白押しで市内を回る時間がない。
来週の月曜日も祭日なのであちこちでやっているようだ。

こうやってパリのウィンドウショッピングでしっかり眼を肥やし、郊外散策にいくと蚤病がどんどん深みに嵌っていくのである。

これはこの前見つけた小さな戸棚。
おまけです。

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私の参加するパリ3区のガレージセールまであと2週間。
そろそろまとめないと整理がつかなくなってしまっている。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-05-20 00:20 | パリ  

Rue Volta  リュ ヴォルタのドア装飾

マレ地区のはずれ、地下鉄 Arts et  Metier 駅の近くの小さな中華街。

その非常に短く小さい通りにある建物の入り口、小さいながらなかなかオシャレである。

このエリア、パリのなかでもかなり古いので建物自体も細く小さい。
したがって入り口も狭い。

しかしひとつひとつの入り口が妙にしゃれている。

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鉄枠が粋な感じ。

アラベスク模様が多い。

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まわりは中国人経営の美容室だったり、コインランドリー、又は中華レストランだったりで、間違ってもオシャレとはいえない。

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私の行きつけの激安中華レストランや前にも紹介したPHOフォ屋さんなどがあるのもここの通り。

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このエリア、パリ最古のチャイナタウンであり、アクセサリー、小物の中国製の安物問屋街でもある。

パリ再構築で毎回問題になるらしい。
今オシャレといわれるマレ地区である。

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さっさと追い出して他同様、オシャレなエリアにしたいのだろうが、彼等は団結が強い。
まぁ誰も見向きもしなかった時代もあり、彼等としても当然の権利であるから頑張っている。

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じょじょに郊外へこの卸問屋業者は移行してはいるが、時間はかかるだろう。

ここの部分だけを大きく取り巻くように界隈はどんどんオシャレになってきている。
私としては、ココだけは今のままにしておいて欲しいと願っている。


しかし先日久しぶりにセーヌを渡り、7区の方を歩いていたらさすがに格が違う。
ゴージャスである。

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もちろんさらにまた16区とかの高級エリアにいけば、もっと凄いのが沢山あるだろうけれど私はこのrue Volta の小さな建物、小さなドアって非常にパリっぽいなと思う。

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時々蚤の市でも古いドアとか売っている。
改造してインテリアの一部として使うのが流行っているらしいらしい。


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by bienvenu-chez-moi | 2010-05-17 00:29 | パリ  

パリの自転車は嫌いである。


さすがに最近のエコロブームで自転車が多い。
良いことだとは思う。
パリ市の運営するVelib ヴェリブはすっかりパリジャンの間に浸透したようだ。

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しかし、しかしである。
パリの路はすべてといってよいほど一方通行である。

だから自転車は逆行する奴らが多い。

さらに大部分が信号は無視している。

さらにこういうけしからん奴もいる。

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さらに歩道を平気で走る。

歩道は大きな乳母車と自転車でのんびりなんぞ歩いていられない昨今のパリである。

大きな道路はバス路線があり、自転車はそこを走ることになっている。
タクシー、バスと一緒である。

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バス停でバスが止まるたびに見ていてドキッとさせられる。ひょいと本来の車道へ移ったり、歩道へあがり、バスを追い越そうとする。

スムーズに走っている車は突然横から自転車がくるわけで大変だ。

放置された自転車も多い。
盗まれないためにサドルとか前輪とかを外してあるのが多いが、いつからそこにおかれてあるのだろうという感じのが目立つ。

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こういうとめ方もあり。

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私は自動車を持ってはいないが、週末時々レンタカーをかりる時がある。
パリ市内のレンタル自転車が怖い。

パリ市内を走っていて他に怖い物はない。
自転車だけである。

前にも親子3人でレンタル自転車を並列で走っている家族がいた。
堂々としている。

追い越せない。
しかも追い越そうとすると大きな声で叫んでいる。
窓を閉めていてなんといっているのかわからないが親父が起こっている。

信じられない。
よろよろ運転する子供を守るためにサンドウィッチ状になって走っているのだ。
前後にではなく横並び!!

あんな小さなガキに車道で自転車させる親ってどういう神経をしてるんだ!とイラつく。
これがもっと事故を誘発させるような気がする。

しかしそうなったら絶対車のほうが加害者になると思う。

さらに観光客が簡単に移動できるので利用することも多い。
彼等はもちろん市内の道路に精通しているわけではないのでめちゃくちゃである。

車を運転する奴の身にもなってみろ!と言いたくなるのである。

多くの自動車のドライバーがこういったことに嫌気がさしてパリ市内を運転する気を無くさせるという、パリ市の策略ではないかと勘ぐってしまう。

あまり自転車事故は公にされない。
死亡事故になるケースが少ないからだろう。
しかしかなり前だけれどおばあちゃんがレンタル自転車で事故って死亡というのがあった。

子供とかお年寄りの自転車は本当に怖い。

もちろんちゃんとしたマナーの自転車愛用者も沢山いる。

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ヘルメットは着用してないけど蛍光ベスト着用。

ヘルメットを被り、パンツの裾をゴムで縛り、蛍光色のベストを着て、右折、左折もちゃんと手信号を送っている人たち。

ヨーロッパでも北のドイツとか北欧、オランダあたりまではマナーを守る民族であり、イタリア、スペイン、そしてフランスはラテンの血。
本質の熱い血が、われがわれがの我先民族なのである。

ここにおおきな間違いがあると思う。
彼等にマナーを守りましょうということ自体が無理ではないか。

前にも書いたけど地下鉄乗り降りも我先です。
ドイツ人は信号が赤であれば、全く車とか走っていなくても待つ民族。
フランス人は信号が赤でも渡る民族なのです。

このパリ市の自転車も予想以上にメンテナンス費がかさんで大変な様子。
自分のものでなけれな皆ホントに扱いは乱暴ですから。

とはいえパリの風物詩だった歩道の犬の糞も消えたくらいだから、夢は持っていきたほうがいいかもしれません。
ある日、パリジャンが交通規則をちゃんと守って自転車を運転しているという夢。
凄い。。。。。。。。。。。

車は欲しいなぁと思うが、パリ市の策略に見事に阻止されている。
市長のドラノェさん偉いかも。


このパン屋さんのデリバリーちゃりんこは可愛いです。
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by bienvenu-chez-moi | 2010-05-07 23:53 | パリ  

イヴァン と ブノヮ   Ivan et Benoit


イヴァンとブノヮという芸大卒の2人のアーティストがオーナーのブランドで、かの有名な白い陶器がずらりと並んでとても素晴らしいお店があります。

名前をアスティエドヴィラット Astier de Vilatte といいます。

サントノーレ通りの直営ショップのために彼等がセレクトした陶器以外の商品も時々あり、ドキッとさせられれます。
ショップがオフィスから近いので時々お昼休み時間に伺います。
例えばコレ。

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掃除用手袋です。モップみたいなのが手のひらにブヮ!と付いています。
オシャレに指輪までしているのです。

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毎回使用した後、洗うのに指輪とブレスは外さなくてはならないと思うのですけど、ギャグで笑えて、なおかつセンスがいいです。

さらにこの女性の脚の形をしたマフラー。

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温かくなさそうですが、関係ないです。この遊びココロがおしゃれです。

販売員のTaoタオ君は中国人です。17歳で中国からフランスに来たそうです。
今26歳、日本に行ってみたいと毎回私に言います。

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日本では販売員というかたちでは、ちょっと考えられない無愛想なタオ君ではありますが、接客しなくても商品が素敵だからお客様がひっきりなしです。

またこちらのお客様は商品に触るときはちゃんとお断りをいれるので、あまり手で触れることもないからでしょう。

棚に飾られた白い陶器の数々、ため息が出ます。

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お店の中もほとんど手を加えなかったように見せ、昔の面影たっぷりです。

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私の最近愛用のノートはコレです。

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Shakespeare and Companyという左岸に昔からある本屋さんとアスティエのコラボで作ったノートです。
表紙が素敵です。
前に紹介したMa Vieというスケジュール帳と同じでふちも同じくゴールドです。
さらにアスティエドヴィラットで売っているオリジナルシャープペンシルも愛用しています。

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この3点セットで良いバランスです。
少しざらつき感のある紙に鉛筆タッチ。
電子手帳とか、PCのスケジュール表とかよりも相変わらずなアナログ感が大好きです。

心憎いこだわりは背にかかれたNOTEBOOK No だけというところ。
ここに番号を入れ込んで増やしていく寸法。

パリのエスプリ満載です。
いちど御来店あれ。

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Astier de Villatte
173、rue Saint Honore 75001 Paris France


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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-14 00:07 | パリ  

地下鉄(メトロ)に乗って

今回のタイトル、私の好きな作家、浅田次郎氏のを拝借です。

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パリの地下鉄は、長い年月とともに良い情緒を醸し出している。
特に入り口のアールヌーボー調のアーチはパリだなあと観光客を感激させる。
そして1駅区間が短いのでパリ市内移動には一番早くて便利である。

東欧系の若い子等のすり、かっぱらいという問題は相変わらずだけれど。

また自動化に伴い、ますます愛想のないインフォメーションセンターのお姉ちゃんとか態度が一段とひどくなっているような気がする。

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この自動化というのが問題で、切符を買うのももちろん自動販売機で買うことになっている。
しかしこの自動販売機には、コインかクレジットカードしか使えない場合が多い。

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よって小銭を持っていなかったら切符1枚買うのも大変。
観光客がだいたいうろうろしているのもこのケースが多い。

インフォメーションにおねえちゃんが座っていても絶対お金は扱わないから両替はしてくれない。
人のいる販売窓口は、シャトレとか大きい駅に行かないとない。

久しぶりに1番線のHOTEL DE VILL パリ市役所 から乗ることになった。

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階段を下りていくと、こういった柵が出来ていた。
最近流行りの自動ドアの柵である。

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14番線(高速地下鉄)は、完全自動運転なので、全駅、全ホーム、このように柵で覆われている。

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最近、この14番線のはずれ、13区あたりも住居がかなり値上がりしているようだ。
なぜなら完全自動運転だからストライキがない。

すなわちいらいらしない。

年中ストライキだらけのこの国で生き抜いていくためにはよい考えだと思う。

しかしこの1番線のホームの柵は端っこにしかない。
すなわち駆け込み乗車を防ぐためだと思われる。

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マナーの悪いフランス人であるから、まず降りる人が優先ということはない。
ドアが開いた瞬間からドドッと乗り込もうとする。
だから降りたい人との押し合いになる。

電車の中での携帯電話も凄い。
呼び出し音も大きいが、話し声がでかい。
あちこちで電話しているのでかなりうるさい。

非常に込んでいても、折りたたみ式の椅子(込んでいるときは使わないのがマナー)に平気で座っている若者とか。

時々、テレビで東京の地下鉄のラッシュアワーを流していて、車両に人々を押し込む駅員さんなどを取り上げ、信じられない!!!みたいなフランス人が多いが、パリの地下鉄は日本人からしてみれば信じられない!!!になるだろう。

先日、足が痛いときに松葉ツエをついていたら、皆さんサッと場所を譲っていただいた。
そういう点だけは皆様、マナーがちゃんとしている。

今度から時々痛くなくても松葉ツエを持ち歩こうかと考えている。





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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-10 00:03 | パリ  

Pharmacie  ファーマシィの憂鬱

昨日のカフェに続いて、今日は薬屋です。

フランス人は薬が大好きである。

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なんでもかんでもすぐ薬を飲む。
世界トップレベルの薬消費大国である。

日本と医療システムが違い、医者は処方箋を書くのみ。
その後、街の薬局にいって購入する。

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製薬会社と病院、医者の癒着を切り離し、クリアにするにはなかなかよいアイディアだと思う。
しかし製薬会社の営業マンは、個人経営だろうが大型病院だろうがやはり新薬売り込みに出向くわけで、そこでドクターと交渉された薬が処方箋には書かれるので大差ないと思う。

同じ効果のある薬のどれを処方するかはドクターの権限で決められているのだから。

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でも最近はその処方箋に書かれた薬と同じ効果を持つ薬で、安いのを薬局の薬剤師の独断で変更できる。

高い薬というのは、開発に掛けたコストというのが計上されておりかなりの比重を占める。
そういった薬の独占はある程度の期間で償却できるので、それらを削除した薬品の販売が可能になる。Medicament generique メディカモン ジェネリックという。

時々薬屋で販売員(薬剤師の免許を持つ)がこれこれの薬はそれそれと同じだから、こちらをお売りしますということになる。

医療保険節約の一環で、最初とまどった人たち(ほんとに同じ効果があるのかしらんという不安)もいたが、最近はかなりスムーズに受け入れられるようになった。

さてその薬局について。

パリでは1960年代に、歩いて6分以内に1件はあることを基本ベースとし
3500人の住民に1件の割合で薬局許可を認定したらしい。

最近、多くのパリジャンが郊外へ移り住み、ココ3年パリの人口は減っていて、パリへは仕事で出向くという考え方に変わってきているためパリにある薬局の売り上げが全く伴なわないらしい。

それで5件に1件は近いうちにその薬局の権利を譲渡したいそうな。

しかし、しかしである。
我が家の近く、街角のあらゆるところにこのグリーンの十字が目立つ。
薬屋のマークである。

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4方見回せば、必ずあの緑の十字が見つけられる。
近所、4方、いずれの方向へ歩いても100~200mで1件はある。
この前もまた洋服屋のあとに新しく大きな薬局ができた。
しかもうちの近所の昔からある薬局から100mも離れていないんですけど。

いくら薬好きなフランス人とはいえ、多すぎるくらい多い。
絶対な過当競争だと思う!
減っているというのが、信じられない。

昔はコレくらいの小さな箱をboite de phamacie 薬箱っていって充分だったけれど、今じゃこんなものでは入りきれないくらい、みんな薬を持っていると思う。

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この薬箱、前にブログでお披露目済みです。

そういえばなぜか近所には、眼鏡屋も異常に多いような気がする。

そんなに儲かるものなのかしらん!


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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-07 00:31 | パリ  

Cafe de la Gare カフェ ドゥ ラ ガー

パリ4区のマレー地区とはその名前のとおり、昔 沼だったところ。
ノートルダム寺院が作られた当時、多くの僧侶が住んでいたらしい。

しかしセーヌ河が氾濫するたびに、一番の被害を受けるエリアだったらしい。
河畔工事を経て、氾濫がおさまると多くの外様大名がパリ屋敷をここに造った。

だから大きなお屋敷が多い。

戦後、かなり治安も悪く 建物も真っ黒に煤けた常態でほって置かれていて、けっして今みたいなオシャレエリアではなかった。
ユダヤ人街であり、また中国からの移民たちがパリで最初に終結して小さなチャイナタウンを作った。
パリのど真ん中なのに少し取り残されたエリアだったらしい。

そういった中でいち早くその大きなお屋敷を非常に安く購入し、60年代に小さなテアトルを造ったのが今のオーナーの両親。(今のオーナーももうそうとうな歳なので、さらにその息子が今はほとんど仕切っている)
お屋敷の頃、馬車ごとは入れるようになっていた中庭は、今ではおしゃれなカフェがあったりする。

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そのシアターの名前がCafé de la Gare。
若かりしころのミウミウとかジェラール デパルディューとかがこの小さなテアトルからデビューした。

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その後からもコミック系の新人が次から次へとデヴューし、新人の登竜門シアターとして、もうひとつ近くにある< ,>ポワン ヴェリギュールという小さな劇場とともに一躍有名になった。
今ではダンススクールとしてのほうが有名。

Centre de Danse du Marais セントル デ ダンス ドゥ マレ

しばらく来ていなかったのだけれど、久しぶりに覗いてみたらこんな彫刻が出来ていた。
ないほうがいいと思うのだが。

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今では歴史的建造物に指定されているらしい。
たしかに一番大きいフロアーの天井の梁に描かれたモチーフとか歴史を感じさせる。
しかし連日、はげしいダンスレッスンでは、建物の痛みも進んでしまうと思うのだが。

特に最近生徒が沢山集まるヒップホップなんぞ、飛んだりはねたり、音楽のボリュームはでかいわで並じゃない。

私も仕事場がすぐ横だったので、ひょいとしたきっかけで、ここで社交ダンスを習うことになった。
練習場は、様々な広さがあり、決してダンスレッスンに向いているスペースではない。

クラッシック、ヒップホップ、ジャズ、サルサ、オリエンタル、ヨガ、あらゆるジャンルのダンス教室がある。

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プロを目指すというより、趣味でという人が圧倒的。

肩肘張らずにダンスを楽しんでいる。

私が習っていたのも、社交ダンスとはいえコンペティション向けではない。
気軽に楽しめるように基本のステップを習ったくらい。

素晴らしい先生だった。
若くしてこの世を去ってしまわれたが、今でもその当時の生徒だった人たちが、先生の意志を引き継いで頑張っている。

踊りは楽しむということ

社交ダンスは衣装とか発表会とか日本だとコンペティションスタイルになるためにお金もかかるらしいが、我々はジーンズにT-シャツとか普段着で、習うことすら楽しんだと思う。
靴だけは、ダンスシューズでなければ無理だけれども。

このようなアコーディオンでワルツなんぞ。。。。。



今日、血液検査に行ってきた。
痛風の痛みは治まっているが、足首がどうも調子が悪い。

血液検査の結果次第で常備薬を購入し、飲み続けることになるが、もしそれでこの足首の調子が良くなれば、またぜひとも踊りたいと思う。

これはプロの方々のパッソ ドゥブレのコンペ。
華やかでございます。
おまけです。




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by bienvenu-chez-moi | 2010-04-02 01:10 | パリ  

こんな日もあるさ。


今朝小雨交じりの天気だったし、やはり夏時間に体がついてきていないので、従来どおりに起きてしまい、出遅れたので郊外遠征を取りやめ、急遽また近所のガレージセールへ出向くことにした。

しかしなぜか1番線の地下鉄が10時にならないと動かないという。
そういえば今日、パリマラソンだった。
でもだからこそ地下鉄が動かないと問題じゃないかとも思ったが仕方ない。
道路規制もかなり入っている様子。

Hotel de Ville オテルドヴィル-パリ市役所の前をうろうろしてしまった。
それでまだ回っていないメリーゴーランド。
きれいだなぁとパチリ

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大きく遠回りしてようやく到着。
しかし出展も少なく、またまた小雨が降ってきたので来ている人もめちゃ少ない。

さっさとあきらめて帰宅。
まだ朝10時半。

ゆっくりシャワーを浴び、雨もやんだしと、気を入れ替えてイヴ サンローランの回顧展へ行く。
地下鉄を出ると、かなりの雨!!

会場のプチパレには傘の花が沢山咲いていた。
傘を持っていない私としては、この長蛇の列ではびしょ濡れになるのでさっさとあきらめで再び帰宅。
まあまだ8月までやってることだし。

しかし家に帰りつく頃には雨が上がっていた!
すなわち今日は完全に一日はずした日。

こういう日は、家でじっとしていたほうがよいということだろう。
で、今日はこんな感じ。

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これはテーブルにおいておつまみのオリーブなどを突くスティック入れなんですけど、このすこし悲しくなるポーズだと食卓も楽しくないと思うのですが。

今の気分をまさに表現。

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by bienvenu-chez-moi | 2010-03-29 00:54 | パリ