IE9ピン留め

農業大国フランス


昨日、肥満、ダイエット関係を少し書いたら大変なアクセスいただきました。
やはり皆様、気になさる方が多いのか知らんと思ってしまいました。
そうでなくても私のブログ、毎回読んでいただいておられる皆様方には感謝、感謝であります。

さて今週末から10日間、パリのポルトドベルサイユの大きな展示会場にて開催されるSalon de L'agriculteur サロン ド ラグリキュリチュール 農業特産展は、国を挙げてのイベントであります。



フランスのあらゆる地方からそれぞれのご自慢をもって農家の方々がパリに一堂に集まるビッグイベントなんです。
3500匹の動物(牛、豚、アヒル、ウサギ、などなど)も参加して、世界一のファームとなります。
チーズや生ハム、フォワグラ、ワイン、何でもござれ。
来場者も700,000人!!が予想されるそうな。

そして首相の訪問は絶対であるのです。
コレは昨年の訪問時のものですが。



隣国からの参加も多く、ベルギーやドイツなどからパスポートをもった牛さんたちがやってきます。
去年、有り余る牛乳を畑に撒いて問題となった酪農業者、外国からの安い物に押されて苦しんでいる果物生産業者、動物保護で槍玉に挙げられているフォアグラ業者、さらに地球温暖化による異常気象で不作続きの野菜や穀物。
様々な問題を抱えてはいるが、フランスはしっかり自給自足できる農業国であります。



一番問題となっている流通システム(フランスはいくつかの大型スーパーがそういった農産物の卸値の大部分を決めるらしい。
ほとんどの小さなスーパーがいずれかの大型スーパーの傘下であり、このピラミッドが崩れないので、酪農はミルクを売るだけ損をしたり、果物は安い隣国のものを大量に仕入れ、国産には目を向けない。などなど
さらに設定された上代をみると、生産業者はそのマージンの大きさに驚く。)

自由競争建前の独占なのである。

だから農産物に限らず全く同じものでもドイツのスーパーにいくとかなり安い現象となる。
イタリア製のモッツアレラチーズも同じ物でも1ユーロ以上違った記憶がある。
100ユーロくらいの物が1ユーロくらいの差だったらわかるけど、4ユーロのものが3ユーロくらいのバランスでですよ!
日本円でいうと500円のものが、380円くらいでって感じです。
だから国境に近いフランスの町の人たちは隣村=ドイツへ買出しに行くらしい。
 
スーパーは決して安いのではなく、食物市場をコントロールする独占企業なのである。

経営に苦しむ農家にとって、このイベントは自分たちを国民に理解してもらう絶好のチャンスなのです。
品評会でもあり、メダルを貰った牛さん、豚さんたちはピカピカに磨かれています。

パリジャンの子供たちは、普段スーパーに並ぶパッケージされた肉しか見なく、実物の動物たちを見て感激するので、親たちにとってもいかなくてはならない巡礼地なのです。

でも牛さん、豚さん、アヒルさんたち、70万人にさらされたらかなりのストレスだろうと人事ではなく動物事ながらすこしかわいそうであります。
このようにお疲れにもなろうというモンです。



嗚呼~ッ 美味いアントルコット Entrecote (牛肋間肉のステーキ)が食いたい!!


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by bienvenu-chez-moi | 2010-02-26 23:20 

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